モザンビーク学術交流事業
超異文化体験を通したグローカルキャンパスの構築へ
日本から地理的、精神的、文化的に最も遠い国、それがアフリカ諸国であり、モザンビークです。
そんな国やそこに住む人々と交流できるのであれば、その学びや成果が、学生や研究者にとって非常にユニークな武器となることは間違いありません。
そして、アジアアフリカセンターでは、「愛媛大学と言えばモザンビーク、モザンビークと言えば愛媛大学」と多くの人から認識される交流実績を通して、学術交流、学生交流における超異文化交流の機会を数多く準備しています。
数多くの研究者や学生を対象とした準備されたアジア交流と異なり、個々の研究者や学生の皆さんの要望に沿ってユニークな交流プログラムを一緒に考え、作り出すことが、モザンビーク交流を支えるモザンビーク交流推進班の中心的な活動になります。
交流機会を待つのではなく、要望や期待を携えて相談していただくことから始めたい方をお待ちしています。
協定校であるルリオ大学との関係も非常に特殊です。大学として、そして研究者としての経験値が非常に乏しいルリオ大学とその教員たちとの交流は、対等な交流に加えて、ルリオ大学の能力支援への期待もが組み込まれます。
若手研究者の受け入れや研修提供、アドバイスを通した人材育成の協力も交流目標の一つです。
また、数少ない派遣・受入れ教員・学生を通して、それぞれのキャンパスでの学びの機会の創出にも力を入れています。
地域の問題への貢献を重視する本学とルリオ大学が、交換した人材を通してそれぞれの地域とその問題を学び、解決方法を一緒に模索できるようなグローカル・キャンパスの構築を進めています。
愛媛大学とモザンビーク・ルリオ大学とのグローカル・コラボレーション 2008-2021
編集:愛媛大学 国際連携推進機構 アジア・アフリカ交流センター
モザンビーク交流推進班
2021年3月
愛媛大学とモザンビーク・ルリオ大学の交流の報告書です。
ダウンロード可能ですので、ぜひご一読ください。